Instagramが学校関係者向けのいじめ報告プログラムを導入
Instagramが、新たないじめ対策として「Schools Partnership Program(スクールズ・パートナーシップ・プログラム)」を導入しました。このプログラムは、学校関係者がInstagram上のいじめを迅速に報告し、対応を求めることができる仕組みです。
プログラムの概要
インターネット上のいじめ問題は年々深刻化しており、とくに若い世代に大きな影響を与えています。今回のプログラムでは、学校の教師や管理者が直接Instagramにいじめを報告できるようになり、その報告は優先的に審査される仕組みになっています。
- 報告は優先的に処理され、通常よりも迅速に対応
- 学校が報告すると、Instagramの審査チームが48時間以内に対応
- プログラムに参加する学校には、Instagramの公式アカウントに「学校パートナー」のバッジが付与される
学校向けの新しいサポート体制
このプログラムに参加することで、学校関係者は以下のようなサポートを受けることが可能になります。
- いじめ報告の方法に関する具体的なガイダンス
- Instagram内のその他の保護ツールの情報提供
- 学校が報告する際に、追加の状況説明が可能
このプログラムは、すでに60校以上で試験導入が行われ、良好な結果が得られているとのことです。2025年現在、米国の中学校や高校で参加受付が開始されています。
既存のいじめ対策との違い
Instagramはこれまでもいじめ対策を行ってきました。たとえば、
- 2021年にコメント制限機能を導入
- 2024年にはより強化された「制限機能(Restrict)」を追加
しかし、これらの機能はユーザー自身(または親)が設定を調整する必要がありました。今回のプログラムでは学校が主体的に問題を報告できるため、より迅速な対応が期待されます。
今後の展望
メタ(Meta)は現時点では新しいモデレーターの増員予定はないとしていますが、学校関係者が投稿の内容に関する追加情報を提供できるため、より効果的ないじめ対策が実現すると期待されています。
この取り組みが成功すれば、将来的には他の国や教育機関にも展開される可能性があります。
まとめ
Instagramの新プログラム「Schools Partnership Program」は、学校関係者がいじめを迅速に報告できる画期的な仕組みです。すでに試験運用段階で良好な結果が出ており、今後の展開に注目が集まっています。
ソーシャルメディア上のいじめ対策として、学校とプラットフォームが協力する新しい形が生まれつつあります。今後の動向に引き続き注目していきましょう。

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